学校紹介

ご挨拶

本校入学を目指す皆さんの動機や、思いは様々でしょう。本校は、皆さんそれぞれの初心を大切に、皆さん一人ひとりと向き合い教育指導を行っています。そのことは、毎年の卒業生全員の看護師国家試験合格に結実しています。

創立以来126年になりますが、国内の看護教育施設の継続年数では三本の指に入ります。創立者の三田俊次郎先生は、建学の精神として「誠の人の育成」を掲げられました。医療従事者は、究極のところ人柄が一番大切だという信念に基づくもので、その信念が脈々として受け継がれていることは、学生による本校の学校評価にも見て取れます。

授業は、岩手医科大学をはじめ、大勢の一流の講師の先生方にお願いしています。臨地実習は、特定機能病院である岩手医科大学付属病院を中心に行っています。最高の看護教育環境の本校で是非学ばれ、優れた看護師へと羽ばたかれることを切に期待しています。

校長 小川 英行 写真

校長 小川 英行

教育の理念・目標

- 教育の理念

人間愛に基づいた豊かな人間性を養い、
専門的知識・技術を修得し、
看護の援助を必要としている人々に、看護を提供し、
もって、人間の健康及び福祉の向上に貢献できる看護師を育成する。

- 教育の目標

  1. 人間愛に基づいた豊かな人間性と高い感性を養う。
  2. 常に自己成長を目指し、社会の変化に対応できるよう効果的・継続的・自主的に
    学習する慣習を養う。
  3. 人々の健康上の問題を解決するため、科学的根拠に基づいた基本的な判断力・
    問題解決能力・看護実践能力を養う。
  4. 健康保持増進、疾病予防と治療、社会復帰への支援、ターミナルケア等、
    健康の状態に応じた看護を実践するための基本的能力を養う。
  5. 保健・医療・福祉制度を総合的に理解し、社会資源を活用できる基礎的能力を養う。
    看護専門職として責任感・使命感・倫理感を養う。

歴史 HISTORY

ルーツは120年余り前。岩手の看護教育の先駆け。

岩手看護専門学校の歴史は120年余り前にさかのぼります。
1897年(明治30)、三田俊次郎先生が「私立岩手病院(現岩手医科大学附属病院)」を創設した際、「私立岩手産婆看護婦養成所」として併設されたのが始まりです。以来、幾度かの校名変更を繰り返しながら、岩手の看護教育をけん引し続けてきました。
 卒業生は7千人あまり。岩手の医療の歴史とともに歩んだ先輩たちの志を引き継ぎながら、県内外で活躍の場を広げています。

- 沿革

1897年 
(明治30年)
私立岩手病院(現岩手医科大学附属病院)創設
私立岩手産婆看護婦養成所併設
1900年 
(明治33年)
岩手産婆学校と岩手看護婦養成所に分離
1909年 
(明治42年)
合併して岩手産婆看護婦学校に校名変更
1950年 
(昭和25年)
岩手看護婦学校に校名変更
1953年 
(昭和28年)
岩手准看護婦学校設立
1954年 
(昭和29年)
岩手看護婦学校閉校
1959年 
(昭和34年)
岩手高等看護学院を岩手准看護婦学校に併設
1967年 
(昭和42年)
岩手高等看護学院に夜間進学コース併設。
本科(全日制)と別科(夜間)の2学科に
1976年 
(昭和51年)
岩手高等看護学院を岩手看護専門学校に校名変更
岩手准看護婦学校を岩手看護高等専修学校に校名変更
2019年 
(平成31年)
岩手看護高等専修学校 学生募集停止
2020年 
(令和2年)
岩手看護高等専修学校 閉校
2021年 
(令和3年)
別科学生募集停止
2023年 
(令和5年)
岩手看護専門学校別科 閉課程